大切なワンちゃんネコちゃんと長く健康に暮らせるように、予防できる病気は予防してあげましょう。どんな病気と予防方法があるのか挙げてみました。
予防について
Medical
Medical
大切なワンちゃんネコちゃんと長く健康に暮らせるように、予防できる病気は予防してあげましょう。どんな病気と予防方法があるのか挙げてみました。
犬糸状虫とも呼ばれる、蚊が媒介する寄生虫です。フィラリア症に感染したワンちゃんを吸血した蚊に刺されることで感染します。ワンちゃんだけでなくネコちゃんにも感染します。
咳が出る、元気がない、食欲がない、呼吸がつらそう、痩せる、散歩を嫌がるようになった、おなかに水が溜まる、尿が赤くなるなどの症状が出ます。放っておくと命の危険がある怖い感染症です。
予防は、蚊の季節(苅田町では4月〜12月)に毎月行います。
ノミは動物がいるところならどこにでもいるとされる寄生虫です。一匹のノミを見つけたら周囲に95匹の卵や幼虫、さなぎがいると言われています。一年中暖かい室内では冬も増え続けます。
かゆみや、かゆみによる不眠、食欲不振、貧血、アレルギー性皮膚炎、皮膚炎による脱毛などの症状が出ます。人へも寄生しますので早めの予防が大切です。 マダニは草むらに潜んでいる寄生虫です。皮膚の柔らかい部分を好んで吸血します。マダニが媒介するバベシア症や貧血、近年ニュースで話題になった、ヒトの「重症熱性血小板減少症(SFTS)」などの危険性があります。
法律で予防接種を義務付けられています。生後91日以降のワンちゃんは飼い始めてから30日以内に、その後は毎年1回予防注射を受けなければなりません。
狂犬病の治療法はまだなく、感染するとワンちゃんも人も致死率が100%という恐ろしい病気です。ワンちゃんの唾液や咬み傷から感染します。
海外渡航(引っ越しなど)で、ペットを海外へ連れ出す際は、狂犬病ワクチンと検査が必要になります。詳しくは、当院へご相談ください。
混合ワクチンは1回の注射で複数の伝染病が予防でき、当院ではワンちゃんは7種、ネコちゃんは3種ワクチンを用意しています。一部の伝染病の免疫は1年ほどでなくなりますので、毎年1回の注射が必要です。